2023年5月14日(日)デンカビッグスワンスタジアムで行われたJ1第13節「アルビレックス新潟vs横浜F・マリノス戦」を観戦するため、新潟遠征に出かけた際に立ち寄ったポイントをまとめました。別に取り立てて珍しい場所はありませんが、今回の遠征を記憶に留めておくためひとまず記しておきます。
5月13日(土) 15:00 JR上越線「岩本駅」
関越道を新潟方面に向かい、渋川伊香保ICを降りて国道17号線を北上する際、国道沿いで見つけた小さな無人駅。
公民館のようなこぢんまりした駅舎には、駅名を記す極めてシンプルな表示看板が付けられています。
小さな駅舎の割に駅前は広めの駐車スペースが確保されていて、私たちはその場所に車を駐車して駅の中へとお邪魔しました。
駅舎の中にある時刻表を確認すると、電車の本数は1時間に約1本。
ひとまず、「どんな列車が入線するのだろう」と子供のようなワクワク気分で、この後の15:19の水上行き普通電車が来るのを待ちます。そして、遠目ではありますが無事列車を写真に収めました。
岩本駅からこの列車に乗車される方はいませんでしたが、降りてきたのは学生さん風の方が3〜4人ほど。
駅の外には車でお迎えに来た家族らしき方がいらっしゃり、この場所で毎日何気無く繰り広げられる日常生活の一端に触れられました。
ちょうどこの頃はツバメが飛来する時期で、2羽の燕が駅舎の中の巣作りに励んでいたのを確認。のどかな駅の雰囲気と相まって、思わず地方にやってきたことを心から実感させられました。
5月13日(土) 17:00 JR「越後湯沢駅」
群馬県と新潟県の県境にある新三国トンネルを抜け、その先に位置する越後湯沢駅に休憩のため立ち寄りました。
かつて、キンシオさんの国道17号を旅するDVDを観て、私たちも新潟遠征の際にはこの場所に来ようと、約6〜7年ほど前にも訪れたことがあります。
ちなみに、新三国トンネルは今年3月19日に開通したばかりの新しいトンネルで、以前の三国トンネルよりも広く、安全で走りやすかったですね。
豊かな自然の中にありますが、新幹線が停車する駅のため駅舎の中は広々。2Fには、新潟のお酒などを取り扱うお土産屋さんや、地元の食材を使ったメニューが楽しめる飲食店などが並んでいます。
酒所らしく利酒ができるお店もあり多くの観光客で賑わっていました。受付で500円を支払い、お猪口と5枚のコイン受け取ります。そして、ズラリと並んだ唎き酒マシーンからお好みの地酒を選んで利酒が楽しめるとのこと。
私も楽しみたかったのですが、今回は運転があるため、後ろ髪を引かれる思いでお店を後にしたのは言うまでもありません。
こちらは「幸せを呼ぶつるし雛」と言われるもので、ここ越後湯沢駅のほか、十日町の「道の駅クロス10」と、津南町の「グリーンピア津南」の3ヶ所にあるそうです。
ちなみに、十日町は「さるぼぼ」、津南町は「鶴」、そしてここ越後湯沢は「雪うさぎ」とそれぞれテーマが異なり、これら3基を合わせて「越後三大つるし雛」と呼ばれているそうです。
この越後湯沢のものは約6,000個のつるし雛が飾られ、これらはハンドルを使って手動で回せるとのこと。今度出かけた時には、F・マリノスの勝利を願ってグルグルと回しましょう 笑。
5月13日(土) 時間不明 関越道「大和PA」
越後湯沢駅を後にして、さらに国道17号線を新潟市に向けて北上。途中、地元スーパーや、国道沿いで見つけたかっぱ寿司などに立ち寄り今晩の夕食を調達。
そして、車中泊するためスマートICを利用して関越自動車道「大和PA」へ立ち寄ります。自販機とトイレのみの小さなPAではありますが、他に停車する車がほとんどないため一晩中静かに眠ることができました。
曇りがちな朝ではありましたが、目覚めると目の前には標高1,778mの八海山(?)の雄大な姿が。雄大な景観が楽しめるのも、サッカー地方遠征の醍醐味の一つですね。
その後、再び大和PAのスマートICを利用して17号線に出ようとしましたが、入った場所から再び一般道に出ることができずに次の小出ICまで関越道を進みました。(多分出られないとは思いましたが、ひとまずチャレンジしてしまいました)
すると、次の小出ICのゲートで止められおじさんに事情を聞かれ、大和PAでの出来事を正直に話ました。
決して悪気があってそうしたのではなく、私の無知によりやってしまいました。ご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんでした。
5月14日(日)6:24 JR上越線「小千谷駅」
この遠征3駅目に立ち寄ったのはJR上越線「小千谷駅」です。昨日立ち寄った越後湯沢駅から長岡方面に向かって13駅目に位置し、終点長岡駅から3駅手前にあたります。
筆文字で「小千谷駅」と書かれた木製の駅名看板がシブい!列車の本数は、岩本駅と同じくほぼ1時間に1本と多くはありません。
駅前には、小千谷市のシンボル「錦鯉」を模った地下通路入口がありました。
今回は立ち寄りませんでしたが、駅からほど近い場所には「錦鯉の里」があり、宝石のような美しい錦鯉を間近に鑑賞できるとのことです。
駅構内に入ると、ちょうど6:26発普通長岡行きが発着するところで、1両編成の可愛らしいディーゼル車両が写真に収められました。
5月14日(日)7:10 松屋長岡店
朝食をどうしようかと車を走らせていましたが、腹ペコが我慢できず国道17号線沿いの「松屋長岡店」に。新潟まで来て「松屋か〜」とは思いましたが、空腹には勝てません。
トンカツ専門店「松のや」が併設され、トンカツにするか牛丼にするか迷いましたが、朝からトンカツは重すぎるのでいつもの牛丼定食並みを選択。
いつものことではありますが、あらかじめの情報取得が不十分なことを痛感いたしました。
5月14日(日)8:20 JR「燕三条駅』
上越新幹線の「燕三条駅」。こちらは新幹線の駅舎らしい巨大な外観が特徴で、東三条駅と弥彦駅を結ぶJR弥彦線の発着駅でもあります。JR弥彦線は、越後国一宮である彌彦神社を訪れる際に利用できます。
ここでは、昼食の駅弁を購入しようと立ち寄りましたが、時間が早すぎてまだ入荷していないとのこと。
キックオフまでの時間はたっぷりあるので、入荷まで待っても良かったのですが、ひとまずトイレだけ利用させていただき先を急ぎました。失礼いたしました(またも計画性の無さが露呈😅)。
駅の2Fには、ものづくりの街燕三条で生産される洋食器や刃物などが展示されるコーナーがあり、しばし時間を忘れて見事な出来栄えの特産物の数々を拝見させていただきました。
5月14日(日)11:30 デンカビッグスワンスタジアム
この遠征のメインスポットであ離、アルビレックス新潟のホームスタジアムである「デンカビッグスワンスタジアム」に到着。今回はアウェイゴール裏の2階席からの観戦です。
例年は1Fのビジター席で観戦していましたが、治ってきてはいるもののまだコロナ禍でもあり、混雑を考慮して今回は2階席を確保。前回好評だったお土産も付けました。
2階席はアルビレックスサポーターが主でしたが、比較的空いていたため周りを気にせずゆっくり完成できたのは◎。試合は、残念ながら試合は逆転負けを喫してしまいました。
(画像はアルビレックス新潟オフィシャルウェブサイトから引用)
駐車場はP4を利用。スタジアムからは最も離れてはいますが、出車する際に混雑に巻き込まれることがなかったので、次来る際にもここを利用しようと思います。
詳しい観戦記はこちらをご覧ください。
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5月14日(日)17:00頃 ホテルニューオータニ長岡
試合終了後は国道17号を長岡方面に南下し、今夜の宿泊先である「ホテルニューオータニ長岡」に向かいます。
以前の新潟遠征の際にも宿泊したことがあり、ホテルニューオータニと言う一流ホテルでありながらもリーズナブルに泊まれるのが嬉しいポイント。今回はスーペリアツイン朝食付きの部屋をじゃらんで予約です。
夜は、ホテルに併設される「さかなや道場長岡ニューオータニ店」で残念会実施。試合には負けたけど、生ビールと食事がおいしくいただきました。
翌朝の朝食は、和洋中が取り揃えられた食べ放題バイキング。栃尾揚げや五十六カレーなどの地元グルメなども味わえます。
これまでは、ホテルに宿泊する際には朝食を付けないことが多くありましたが、地元の食材が気軽に楽しめると言う意味では朝食をセットした方が良いと感じました。
比較的薄味で食べやすく、米どころのためご飯が美味しいのはもちろん、焼き魚も美味しくいただきました。また次の機会もお世話になりたいと思います。
5月15日(月)9:15 道の駅ちぢみの里
ホテルチェックアウト後は、行きと同じく国道17号線をひたすら東京方面に南下。営業時間前により施設は利用できませんでしたが、休憩のため「道の駅 ちぢみの里」に立ち寄りました。
へぎそばなどの新潟グルメはもちろん、日帰り温泉なども楽しめるとのこと。営業前にもかかわらず、日帰り温泉待ちと思われる地元の方の車が続々やってきていました。地元民の憩いの場所でもあるのですね。
5月15日(月)13:15 道の駅こもち
新潟県を過ぎて群馬県に入り、昼食のため群馬県渋川市の「道の駅 こもち」に立ち寄りました。群馬県特産のこんにゃくなどを販売する売店のほか、レストランや足湯などの施設が充実しています。
お目当てのレストランは、昼食時間をやや過ぎたにもかかわらず満席。すでにうどんも売り切れということでここでの昼食は断念。次のスポットへと進みます。
5月15日(月)13:40 上州・村の駅
「道の駅こもち」からほど近い場所に位置する「上州・村の駅」。こちらも道の駅と同じく、群馬特産品を取り扱う売店をはじめ食事処などが充実し、団体客など多くの人で賑わっていました。
入り口すぐの右側には、群馬県ならではのこんにゃく玉クレーンゲームが。たとえゲットできたとしてこんにゃく玉を持ち帰っても、調理するのに困りそう 笑。
館内の惣菜工房「いしぜき」でのランチの提供が13:30までということで、テイクアウトのお弁当を買って店内でいただきました。
ランチをいただいた後も国道17号を進んでいきます。埼玉県内に入ってもバイパスのような道が続きます。あまり信号がなく混雑もほどほどだったので、ほとんどストレスなく走れたのは幸いです。
その後は浦和近くから首都高に乗り、荏原ICで降りて無事我が家にたどり着きました。
やっぱり遠征は楽しい!
久しぶりの新潟遠征。いつも通り行き当たりばったりの旅ではありましたが、車での長旅を満喫しました。
来年訪れる際には、もぐら駅で知られる土合駅に行ったり、今回味わえなかったへぎそばを道の駅ちぢみの里で堪能したりしたいですね。
高速代
・練馬〜渋川伊香保 2590円、大和〜小出 230円、与野〜戸越 1500円
最後までご覧いただきありがとうございます。どうぞ、皆様もそれぞれの楽しみ方で旅の魅力を満喫してはいかがですか。
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