シニア男性必見!夫婦が会話に困らない5つの方法

夫婦

「今さら夫婦の会話なんて」「会話しなくてもお互いわかり合っているから問題ないよ」。いえ、たとえあなたはそう思っていても、奥様はあなたとの楽しい会話を望んでいるかもしれませんよ。

ここでは、夫婦の会話を充実させ、二人で楽しい人生を送ることを提案いたします。

夫がリタイアすると夫婦の会話がなくなる!?

特に仕事人間だった方の場合、リタイアすると社会から受ける刺激が少なくなり、徐々に話題にも乏しくなりがちです。

元々、あまり家庭を顧みることもなく、ほとんど仕事漬けだったので仕方ないと言えばそれまででしょう。

また、夫が一方的に「俺たち夫婦はお互いを知り尽くしている」と思い込んでいて、会話しなくとも夫婦間の意思疎通ができていると勘違いしているケースも少なくありません。

そして夫婦の会話が無くなる最も最悪なケースとして、夫が家で妻のことを会社の部下のように取り扱ってしまうことが挙げられます。

それにより、妻は24時間夫に見張られているような気分になり、楽しい夫婦の会話どころか、むしろ夫を避けてしまいたくなる奥様もいらっしゃるでしょう。

これから先の揚々たる人生を楽しく過ごしたいのなら、夫婦の会話を充実させることは不可欠です。さっそく、夫婦の会話を充実させる戦略を練りましょう。

シニア夫婦が楽しく会話するには

もともと、夫婦は赤の他人同士が縁あって一緒になっているので、夫婦の会話を充実させるには奥様を他人として見ることが肝心です。

あえて奥様を他人として見られれば、「挨拶をしなければならない」「お世辞や冗談の一つも口にした方が話が盛り上げる」と思えるのではないでしょうか。

要は「親しき仲にも礼儀あり」です。

挨拶をする

シニア夫婦が楽しく会話できるための第1歩は、まずはあなたから挨拶をすることを心がけてください。

朝起きたら「おはよう」、家に戻ったら「ただいま」、夜寝る際には「おやすみ」と言った基本的な挨拶から始めてみるのです。

現役時代、よほどの変わり者でない限り、出社した際に上司や部下、同僚などと顔を合わせればおはよう」と挨拶し、帰宅する際には「お疲れ様」と声をかけるのが当たり前でしたよね。

それは、挨拶は良い人間関係を築くための最も基本的な行為に他なりません。

仮に出社して顔を合わせた際にろくに挨拶もしなかったとしたら、相手はどれほど不愉快に感じるだろうか。

まあ、せめて1回くらいのことなら、優しい方であれば「何か嫌なことでもあったのだろう」と察してくれるかもしれません。

しかし、来る日も来る日も同じ行いを繰り返し続ければ、やがては全ての人から嫌われ会社に居づらくなります。

このことは、会社という公の場所に限ったことではなく、家庭内についても当てはまります。

もしあなたが毎朝ぼーっと起きてきて無言で食卓に座ったら、果たして奥様やお子様はどう感じるでしょうか。

「どうしたの?」と声を掛けられればまだマシですが、「この人はいつもこうだから」とすでに諦められているとしたら、家族は知らず知らずのうちに不満を抱えています。

もし、あいさつが習慣化できれば、奥様からも元気な受け答えが返ってきたり、思わぬ方向に話題が広げたりできことが期待できます。

名前を呼ぶ

案外、奥様を名前で呼ばないシニア男性が多くいらっしゃいますが、ここは思い切って名前で呼ぶ習慣を身に付けましょう。

もしかしたら、子供が小さな時にはお互いを「ママ」「パパ」などと呼び合っていたのかもしれません。

しかし、子供が自立して家の中に夫婦2人だけになると「ママ」「パパ」の呼び方ではふさわしくありません。

だからと言って、いざ名前で呼ぶにしても照れ臭さなどが先に立ち、いつも間にか「なあ」「ねえ」などと声掛けしていませんか。

あなたが名前で呼ばれると嬉しいように、奥様を名前で呼んであげるとこれまでになく喜んでいただけますよ。

どうしても照れ臭くてしばらくは難しくても、ひとまず心がけておくだけで何かをきっかけに名前で呼べることが期待できます。

共通の趣味を持つ

夫婦が共通の趣味を持つとその趣味を通して体験を共有できるため、会話が盛り上がることが多いに期待できます。

例えば、私たち夫婦はサッカーの話題の割合が多くを占めています。

試合の生観戦はもちろん、YouTubeなどで関連する番組をチェックして2人で盛り上がるなどして、あの選手は素晴らしかった」「あのプレーはいただけなかった」などの話題に花を咲かせています。

このようになれたのは、もともと私がサッカー観戦が好きだったのがきっかけでした。

ある日、妻をJリーグ観戦に誘ったところそれ以来妻はJリーグの虜になり、今では贔屓するチームの試合が開催されるごとに2人で観戦に出かけています。

もし、何を始めるかがすぐ見つけられなければ、一緒にテレビを観たり映画を鑑賞したりするなど、同じ時間を共有することから始めてみてはいかがでしょうか。

そのように手探りしながら、2人で楽しめる趣味が発見できれば最高ですね。

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日頃からパートナーに関心を寄せる

本当に奥様との楽しい会話を取り戻したいのなら、出会った頃のように日頃から奥様に関心を抱くことを心がけてみてください。

「最近痩せたな」「少し太ったかな」「近頃綺麗になったな」「疲れていないか」など、あらゆることに関心を寄せることが大切です。

それにより、会話や共に行動するきっかけが掴めることが大きに期待できます。

ただし、奥様の容姿を蔑むようなお声掛けだけは慎まなければなりません。

例えば、多少太ってしまった奥様を目の前にして「最近デブになったな」などとは決して口に出してはいけません。

会話が盛り上げるどころか二度と口をきいてくれません。

まずは、奥様の長所を見つけて褒めちぎることから始めてみてはいかがですか。

お互いが健康でいる

シニア世代にとって健康は何よりも大切で、お互いが元気でいなければ、楽しい夫婦の会話が成り立たないことは想像に難くありません。

まずは、日常生活に運動を取り入れたり、食事の中身や食べる量に気を使うなどしたりしてお互いが健康でいられるよう心がけましょう。

それこそ、2人で近所を散歩したりスポーツクラブなどに通うなどできたりすれば、共通の話題ができて会話に花を咲かせるきっかけにもなります。

そして、もしどちらかが体に不調を感じたら相手を気遣ってあげることも大切。

自分がピンチな時ほど、相手の優しい気遣いを心に染み入るものです。

楽しい夫婦の会話はお互いの人生を豊かにする特効薬

お互い歳を重ねても楽しく会話するシニア夫婦は少なくありません。側から見ていても仲良さそうで、とてもうらやましく感じます。

もしあなた方夫婦が会話に困っているのなら、さっそく紹介した5つの方法を実践してみてください。

最初はぎこちなく感じたとしても、習慣化されれば知らずのうちに楽しい夫婦の会話を手に入れることができます。

「楽しい夫婦の会話は、お互いの人生を豊かにする特効薬」

まずはこの言葉を胸に刻み、積極的に奥様にお声掛けしてはいかがですか。

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